【バッラリーニ フェラーラ フライパン】て口コミが良さそうだけど実際どうなの?
コスパ重視の方にオススメのフライパンだよ!
イタリアの老舗高級ブランドフライパン【バッラリーニ】。
創業から130年以上経つ今でも確かな品質で、世界60カ国以上で愛用されているフライパンです。
今日はバッラリーニシリーズの中でも人気の【バッラリーニ フェラーラ フライパン】を実際に使ってみて分かったこと、メリットデメリット、どんな方にオススメなのか徹底解説します。
- 【バッラリーニ フェラーラ フライパン】の使用感が知りたい
- メリット・デメリットが知りたい
- 耐久性があってコスパの良いフライパンを探している
【バッラリーニ フェラーラ フライパン】とは
コーティング | 5層のグラニチウムコーティング |
IH対応 | 可能 |
持ち手 | 黒の樹脂製 |
機能 | サーモポイントあり |
重さ | 20㎝:0.59㎏,24㎝:0.75㎏,26㎝:0.85㎏,28㎝:1㎏,24㎝深型:0.81㎏,28㎝深型:1.08㎏ |
- 2種類の鉱物を加工し、丈夫で焦げ付きにくい、汚れの落ちやすさを実現したコーティング
- 人体に悪影響を及ぼす可能性が高い①PFOA ②重金属 ③ニッケルを一切使用していない
- 底を厚くする事により、優れた熱伝導性と蓄熱性で食材にむらなく火が通り、冷めにくい
調理のタイミングを知らせてくれる機能のことで、適温になるとフライパンの持ち手に付いている緑ランプが赤に変わります。
無駄に加熱するのを防ぎ、冷めると緑ランプに戻るので洗うタイミングも分かりやすくて安全です。
【バッラリーニ フェラーラ】は持ち手が樹脂製でグラニチウムコーティングフライパンの中では、軽いのが特徴です。
持ち手がステンレスの【バッラリーニ トリノ】と比べると耐久性やデザイン性は劣りますが、重量が軽く使いやすい仕様となっています。
【バッラリーニ フェラーラ フライパン】を実際使ってみて分かったこと5選
①程よい重さで振りやすい&洗いやすい
私は【バッラリーニ フェラーラ 26㎝】を使っていますが、0.85㎏とちょうどイイ重さです。
逆に軽すぎると安定感がなくなったり、耐久性に不安が出てくるので絶妙な重さといえます。
片手でフライパンが振りやすく、洗う時も他のシリーズと比べて軽めなので洗いやすかったです。
②持ち手が短いので収納しやすい
上記の画像は【バッラリーニ フェラーラ】と【バッラリーニ トリノ】の持ち手の長さを比較した画像です。
実際に測定したところ
- 【バッラリーニ フェラーラ】:持ち手の長さ約18㎝
- 【バッラリーニ トリノ】:持ち手の長さ約20㎝
【トリノ】より【フェラーラ】の方が持ち手が2㎝ほど短いです。
持ち手が短い分、収納の幅をとらず、フライパンも振りやすいのが嬉しいポイントでした。
③5層のグラニチウムコーティングがスゴイ
他のシリーズにもいえることですが、5層のグラニチウムコーティングにより焼きムラがほぼなく、保温性、耐久性ともにバツグンです。
さすが高級フライパン!
また、汚れもスルッと落ちるので扱いやすかったです。
④サーモポイントがあると安心
ぶっちゃけズボラな私にとっては「サーモポイントは使わないかも…」と思っていましたが、実際あると
赤ランプに変わった!少し火力を抑えてもいいかな?
緑ランプに変わったからいつでも洗えるな~
と思うようになりました。
フライパンの温度が分かるようになるとコーティングが長持ちします。
なぜならグラニチウムコーティングといえど、フッ素加工フライパンなので
- 260℃以上の高温に弱い
- 急激な温度変化に弱い
といった特徴があるからです。
サーモポイントで緑ランプが赤ランプに変われば必要以上に加熱しなくなり、赤ランプから緑ランプに変われば洗う時の急激な温度変化を防げます。
フライパンを長持ちさせる上でサーモポイントは心強い味方となりました。
⑤時間が経つと持ち手がグラつくかも
持ち手がステンレスの【バッラリーニ トリノ】は本体と持ち手が2本のネジでガッツリ固定されており、ドライバーで緩めることもできません。
それに比べ【バッラリーニ フェラーラ】は1本ネジで支えており、ドライバーで緩めることも締めることも可能です。
つまり【フェラーラ】は時間が経過すると持ち手がグラつく可能性があるということを意味しています。
ただ、持ち手がグラつくといっても数年に1度あるかないかで程度だし、ドライバーで締めなおせばいいだけの話なので、大きなデメリットではありません。
LDK オブ・ザ・イヤー2022のフライパン部門で受賞
2022年、2270時間かけて暮らしにまつわる商品のテストを行ってきた雑誌『LDK』のフライパン部門で【バッラリーニ フェラーラ 深型 24㎝】がみごと受賞しました。
【LDK オブ・ザ・イヤー 2022】では4803製品に真摯に向き合い「本当にいいもの」ばかりを集めています。
- 端まで均一に火が通る
- コーティングの耐久性が◎
- 深型なので煮る・茹でるもできてオールマイティ
特に耐久性に関しては【1000往復スチールウールでこすっても新品同様の耐久性】という面が高く評価されていました。
詳しくはコチラの記事で紹介されています↓↓
https://360life.shinyusha.co.jp/articles/-/39557
【バッラリーニ フェラーラ フライパン】デメリット
①高級感やデザイン性が少し低い
持ち手が樹脂製で短いので【バッラリーニ トリノ】と比べると高級感やデザイン性がやや劣ります。
②持ち手の耐久性が不安
持ち手が樹脂製なのでガス火が近くなると溶けてしまう可能性があります。
その点【バッラリーニ トリノ】であれば持ち手がステンレスなので溶ける心配はありません。
IHなら持ち手が溶ける心配は全くないよ!
また、先ほどの内容と重複しますが、持ち手が1本ネジなので時間が経過するとグラつく可能性もあります。
③オーブンでは使えない
【バッラリーニ トリノ】であれば持ち手がステンレスなので、オーブンでも使用できますが、【バッラリーニ フェラーラ】は持ち手が樹脂製なのでオーブン使用不可です。
個人的にはオーブンを使う時は専用の耐熱皿をつかえばイイだけの話なので、そこまで大きなデメリットではないと思っています。
【バッラリーニ フェラーラ フライパン】メリット
①グラニチウムコーティングの中では軽い
IH対応の5層グラニチウムコーティング26㎝で重さを比べてみました。
フェラーラ26㎝ | 0.85㎏ |
トリノ26㎝ | 1.01㎏ |
アラゴーナ26㎝ | 0.82㎏ |
ムラーノ26㎝ | 1.12㎏ |
一番カルイのは僅差で【アラゴーナ】ですが、カラーフライパンなのでカジュアルなフライパンとなります。
石の重厚なデザインがお好きな方は【フェラーラ】がオススメです。
②値段が安くてコスパが良い
IH対応の5層グラニチウムコーティング26㎝で公式値段、ザックリとした違いを比べてみました。
※時期により価格は異なります。
フライパン | 公式値段 | ザックリとした違い |
フェラーラ26㎝ | 5,940円 | ・持ち手が樹脂製 ・重厚な石デザイン ・サーモポイントあり ・軽め |
トリノ26㎝ | 8,140円 | ・持ち手がステンレス ・重厚な石デザイン ・サーモポイントなし ・見た目がスタイリッシュ |
アラゴーナ26㎝ | 5,940円 | ・持ち手がソフトタッチハンドル ・カラーフライパン ・サーモポイントなし |
ムラーノ26㎝ | 8,250円 | ・持ち手がソフトタッチハンドル ・重厚な石デザイン ・サーモポイントあり ・フチが立ちあがり形状 |
フェラーラとアラゴーナがIH対応5層グラニチウムコーティングの中では最安値ですね。
値段が違う分、機能性などの違いがありますが、【バッラリーニ フェラーラ】は他のシリーズより
- 安い
- 軽め
- サーモポイントあり
で5層グラニチウムコーティングの恩恵を受けられるのでコスパが良いといえます。
③サーモポイントがあるので省エネ&安全
サーモポイントがあることにより、不必要な加熱をしなくなるので電気代の節約&コーティングが長持ちします。
またフライパンが冷めていることが分かれば洗浄する時の急激な温度変化も防げるのでさらにコーティングが長持ちします。
やけどもしづらくなるので安心感もありますね。
どんな方にオススメ?
今までのことをまとめると…
- デザイン性よりもコスパ重視の方
- 少しでも軽いフライパンが良い方
- 熱源がIHの方
- 持ち手が樹脂製でも耐久性が気にならない方
- 値段を抑えたい方
- サーモポイントに価値を感じる方
以上に当てはまる方には【バッラリーニ フェラーラ】はオススメの商品となります。
手にとって満足すること間違いなし!
まとめ:フェラーラはコスパ抜群
【バッラリーニ フェラーラ】を実際に使ってみて分かったこと、メリットデメリット、どんな方にオススメなのかをご紹介してきました。
- デザイン性よりもコスパ重視の方
- 少しでも軽いフライパンが良い方
- 熱源がIHの方
- 持ち手が樹脂製でも耐久性が気にならない方
- 値段を抑えたい方
- サーモポイントに価値を感じる方
コスパが良いことが【バッラリーニ フェラーラ】最大の魅力ですね。
グラニチウムコーティングにより美味しく炒められるので料理のウデが自然と上がるし、なが〜く使えます。
値段もそこまで高くないので気になる方はぜひ手にとってフェラーラの魅力を体感してみてくださいね!