こんな人にオススメ
- 耐久性のあるフライパンが欲しい
- バッラリーニのIH対応フライパンでどれを買おうか迷っている
- たくさん種類があるけど、どの部分に違いがあるのか分からない
美味いが幸せ、まるつよです。
今日は尊敬するイタリアンの巨匠【日高シェフ】も愛用しているバッラリーニフライパンのご紹介です!
私は今まで普通の安いフライパンを限界まで使い、買い換えることを繰り返していました。
まだ使える!と言い聞かせながら食材を焦がしてしまうことも…
ある時【日高シェフ】がバッラリーニを愛用している事を知り、実際使ってみることに…
料理の世界が変わりました!!
なぜならバッラリーニの機能性やデザイン性が今まで使ったフライパンよりダントツで優れていたからです。
この記事ではバッラリーニを愛用している筆者の経験を元にメリット、デメリットを含めて徹底調査!
第三者の視点でIH対応に特化したバッラリーニフライパンのおすすめランキングをご紹介します!
- IH対応で自分にあったバッラリーニのフライパンを選ぶことができる
- メリットだけでなくデメリットも知ることができる
- フライパンを長持ちさせるコツが分かる
すぐに【IH対応編】バッラリーニフライパンランキングを見たい方はこちら
さっそく見ていこう!!
バッラリーニ フライパン コーティングの種類
①グラニチウムコーティング(5層)
バッラリーニといえばコレ!ですね。
- 2種類の鉱物を加工し、丈夫で焦げ付きにくい、汚れの落ちやすさを実現したコーティング
- 人体に悪影響を及ぼす可能性が高い①PFOA ②重金属 ③ニッケルを一切使用していない
- 底を厚くする事により、優れた熱伝導性と蓄熱性で食材にむらなく火が通り、冷めにくい
5層コーティングで、金属ヘラを使っても大丈夫とされているほど耐久性に優れています。
実際手に取ると分かるのですがめちゃくちゃデザインがかっこいいです!!
上質なグレーの色合い、石の感触、重厚感があって使っているだけで気分が上がり、料理が上手になった気に(笑)
ただ私も勘違いしていたのですがフッ素樹脂コーティングなので耐熱温度は240℃〜260℃です。
空炊きで超高温で熱すると有害物質が出る可能性はあるようですが、普通に使っていれば問題ありません。
私はバッラリーニトリノを4年以上使い、さすがにコーティングは落ちてきましたが少しの油でくっつかず、耐久性がとにかくスゴいです!
②グラニチウムTi-Xコーティング(7層)
グラニチウムコーティングにプラス2層追加した最高グレード品質です。
- チタン層を追加
- コーティングのはがれにくさを高めるプラズマ加工
- それぞれのコーティング層の厚みアップ
層の追加に伴い、通常のグラニチウムコーティング(5層)より重めで値段高めに設定されています。
こびりつきにくさ、耐久性が強化されており、機能面としてはバッラリーニ史上最高のコーティングです。
③ブラックコーティング
3層のフッ素樹脂コーティングです。
耐熱温度は240℃〜260℃です。
超高温で使うと劣化しやすく、有害物質も出てしまう可能性がありますが、正しく使えばお手軽値段なのでコスパが良いです。
フライパンの種類について、もっと詳細が知りたい方は公式ページを参照してみてください。
https://jp.zwilling-shop.com/jp/BY-MANUFACTURER/BALLARINI/
【IH対応編】バッラリーニフライパンおすすめランキング
フライパン | 1位トリノ | 2位フェラーラ | 3位アラゴーナ | 4位リパリ | 5位サリーナ | 6位ムラーノ |
コーティング | 5層 | 5層 | 5層 | 3層 | 7層 | 5層 |
持ち手 | ステンレス | 樹脂製 | ソフト | 樹脂製 | ステンレス | ソフト |
機能 | オーブン可 | サーモポイント | なし | サーモポイント | オーブン可 こぼれにくい | サーモポイント こぼれにくい |
軽さ | (3.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) |
耐久性 | (4.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) | (2.0 / 5.0) | (5.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) |
安さ | (3.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (5.0 / 5.0) | (2.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) |
- 20cmは1人暮らし
- 24〜26cmは2、3人家族用
- 28cmは4人以上の家族用
※煮込み料理などオールマイティに使いたいなら26〜28cmが無難です。
1位 バッラリーニ トリノ
コーティング | 5層のグラニチウムコーティング(フッ素樹脂) |
---|---|
持ち手 | ステンレスハンドルなのでスタイリッシュ |
機能 | オーブン調理可能。サーモポイント無し。 |
軽さ | |
耐久性 | |
安さ |
持ち手がステンレスなのでスタイリッシュで、耐久性もバツグンです。
デザインがめちゃくちゃカッコイイ!
オーブン調理も可能ですが高温調理なのでコーティングを痛めやすく、あまりおすすめ出来ません。
重さが気になるところですが、大きさ別の重さは下記の通りです↓↓
20㎝ | 690g |
24㎝ | 910g |
26㎝ | 1002g |
28㎝ | 1140g |
人によっては重いと感じるかもしれませんが、実際26cmを愛用している筆者の経験から言わせて頂くと…
そこまで重くないです。普通にフライパンも振っています。むしろ重さが安定感につながっています。
サーモポイントは無いですが個人的に困ることは無く、必要な機能のみを厳選した商品です。
人によってコーティングの持続性が違うのはやはりフライパンの使い方だと思います。
私はコーティングの性能はさすがに落ちていますが4年以上使い続けています。
他のシリーズもそうですがこぼれやすいのが気になる方は深型を選びましょう(個人的には普通のフライパンでも十分です)
2位 バッラリーニ フェラーラ
コーティング | 5層のグラニチウムコーティング(フッ素樹脂) |
---|---|
持ち手 | 樹脂製ハンドルなので軽量→女性や高齢者にもオススメ |
機能 | サーモポイントで安全、省エネ |
軽さ | |
耐久性 | |
安さ |
グラニチウムコーティングの中では軽量で安いのが特徴です。
オーブンで使用はできませんが、不便に感じることはありませんでした。
なぜならフライパンの主な目的は炒める、煮込むだからです。
オーブンを使う時は専用の耐熱皿を使用しましょう。
裏面が徐々に焦げ付いてしまうという口コミがありますが、熱源部分が直接当たっているので致し方ないと思います。
裏面が焦げ付かないフライパンなんて私は見たことありません。
大きさ別の重さは下記の通りです↓↓
20㎝ | 590g |
24㎝ | 750g |
26㎝ | 850g |
28㎝ | 1000g |
重さはトリノと比べると若干軽いです。
デザイン&耐久性を重視するならトリノ、安さ&軽さを重視するならフェラーラといったところですね。
3位 バッラリーニ アラゴーナ
コーティング | 5層のグラニチウムコーティング(フッ素樹脂) |
---|---|
持ち手 | ソフトタッチハンドルで握りやすい |
機能 | サーモポイント無し、オーブン使用不可 |
軽さ | |
耐久性 | |
安さ |
バッラリーニの中では珍しいカラーフライパンです。
ゴールドとブルーの2種類あり、光沢があるので高級感があります。
グラニチウムコーティング(5層)の中では一番軽量で握りやすい(ソフトタッチハンドル)ので女性や高齢者向き。
大きさ別の重さは下記の通り↓↓(24㎝は製造していないようです)
20㎝ | 510g |
26㎝ | 820g |
28㎝ | 900g |
トリノやフェラーラと比べると軽めですね。
石の重厚感があるデザインより、カジュアルなフライパンで軽さ重視の方にオススメできる商品です。
ゴールド↓↓
ブルー↓↓
4位 バッラリーニ リパリ
コーティング | 3層のフッ素樹脂コーティング |
---|---|
持ち手 | 樹脂製ハンドルなので軽量→女性や高齢者にもオススメ |
機能 | サーモポイントで安全、省エネ |
軽さ | |
耐久性 | |
安さ |
グラニチウムの5層コーティングと違って3層コーディングなので耐久性のみ着目すると少々劣ります。
大きさ別の重さは下記の通りです↓↓(26㎝は製造していないようです)
20㎝ | 450g |
24㎝ | 600g |
28㎝ | 770g |
やはり3層コーティングということもあってシリーズ全体の中では一番軽いですね。
バッラリーニの中では軽量で値段もお手軽、スタイリッシュなのが魅力です。
正しく使えばコーティングも長持ちするのでコスパも良くなります。
5位 バッラリーニ サリーナ
コーティング | 7層のグラニチウムTi-Xコーティング(フッ素樹脂) |
---|---|
持ち手 | メタルハンドル |
機能 | 立ち上がりの深い形状で、こぼれにくく、オーブンでも使用可 |
軽さ | |
耐久性 | |
安さ |
7層コーティングなのでグラニチウムシリーズで1番強固です。
メタルハンドルと記載されていますが、確認したところ素材はステンレスのようです。
7層コーティングで耐久性バツグンなのでその分重みがあります。
大きさ別の重さは下記の通り↓↓
20㎝ | 860g |
24㎝ | 1100g |
26㎝ | 1260g |
28㎝ | 1320g |
他のシリーズと比べると重みがありますが、持てないレベルではありません。
フチが立ち上がっているので食材がこぼれにくいのが嬉しい!
機能性はバツグンですが値段が高い事が悩みどころ…
公式価格は26㎝で11,990円ですが、Amazonだと値引きで1万円以下で手に入ることもあります。
値段が気にならず、機能性、耐久性を重視したい方にオススメできる商品です。
長く愛用すればフライパンをこまめに変える人よりコスパいいかも!
6位 バッラリーニ ムラーノ
コーティング | 5層のグラニチウムコーティング(フッ素樹脂) |
---|---|
持ち手 | ソフトタッチハンドルで滑りにくく握りやすい |
機能 | サーモポイントで安心、省エネ |
軽さ | |
耐久性 | |
安さ |
持ち手が樹脂性の握りやすいバージョンです。ただフェラーラと比べると重みが若干ありますが握りやすさでカバーしてます。
オーブン調理は出来ません。
重みがある分、安定性があります。
持ち手にこだわりがあり、安定性を求める方にオススメですが2023年9月現在、在庫はあまり無いようですね。
イチ押し商品
バッラリーニ フェラーラ ウォック 28cm
コーティング | グラニチウムコーティング |
---|---|
持ち手 | 樹脂製ハンドル |
直径 | 28㎝ |
高さ | 約8㎝ |
重さ | 1148g |
直径28㎝で超深型なので、具材を炒めつつそのまま水分を入れて煮込むことも出来ます。
1ℓくらいの水分を入れても余裕でこぼれません。
高さ約8㎝で私が持っているトリノが約4㎝なので単純に2倍の高さですね。
炒めと煮込み両方の機能を併せ持ち、保温性もあるのでそのまま食卓に出してもOK!
洗い物が減って超便利!
さらに炒めた時にフライパンに張り付く旨味成分もそのまま煮込み料理に加える事も可能。
デメリットとしてはサイズが大きいこと。
でもフェラーラなので重さは1㎏チョット。
収納が問題ですが、換気扇の下にS字フックをかけて、壁掛け収納すれば問題ナシ。
気になる方はコチラの記事も参照してみて下さい。
まとめ
フライパン | 1位トリノ | 2位フェラーラ | 3位アラゴーナ | 4位リパリ | 5位サリーナ | 6位ムラーノ |
コーティング | 5層 | 5層 | 5層 | 3層 | 7層 | 5層 |
持ち手 | ステンレス | 樹脂製 | ソフト | 樹脂製 | ステンレス | ソフト |
機能 | オーブン可 | サーモポイント | なし | サーモポイント | オーブン可 こぼれにくい | サーモポイント こぼれにくい |
軽さ | (3.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) |
耐久性 | (4.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) | (2.0 / 5.0) | (5.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) |
安さ | (3.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (5.0 / 5.0) | (2.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) |
今までの情報をまとめると以下の通りです。
- 人によってコーティングの持ちが違うのはフライパンの使い方が違うから。筆者は4年以上使い続けています。
- どんなフライパンでも裏面は焦げ付く。
- オーブンでの使用は高温調理で劣化が早まりそうなのでおすすめしない。(トリノ、サリーナ)
- 重みに不安のある女性や高齢の方にはリパリやボローニャが良い。
- リパリ<アラゴーナ<フェラーラ<トリノ<ムラーノ<サリーナの順で重い。
- 値段はリパリ<フェラーラ&アラゴーナ<トリノ<ムラーノ<サリーナの順で高い。
- 個人的にはある程度重みがあった方が安定感があるし、そこまで重くない。
見た目、重さ、耐久性、価格等で自分にあったモノをぜひ探してみて下さいね!
バッラリーニを使用していく上での注意点があります。
最後に4年以上バッラリーニトリノを使い続けている筆者が実践しているフライパン長持ちコツをご紹介します。
フライパン長持ちコツ
- 金属ヘラもOKとなっているが、シリコンヘラの方が寿命が延びる。
- 高温調理はしない。中火以下で使用。
- 固まり肉を焼く時は鉄フライパンを使う(高温調理になりやすい)
- 空炊きをしない。
- 使用後は冷めるまで放置。金属は急激な熱変化によって急速に伸縮することでコーティングがそれに追いつけず寿命を短くしてしまう。
- 洗う時は研磨面の無いスポンジを使う。
- 片付ける時に他の調理器具と接触する事でコーティングが剥がれる可能性があるので壁掛けにする。私は換気扇の下側にちょうど溝があるのでそこにS字フックをかけている。
意外に見落としがちなのが片付けの時の接触だと思います。
写真のように壁掛けにする事でリスクを減らし、バッラリーニなので見た目もオシャレ、なおかつ取り出しやすくなるのでおすすめです。
コーティングを維持する事で買い換えが少なくなり、自然と料理の腕が上がるのであれば、多少高額であったとしてもコスパが良いと思います。
私は料理の世界が変わりました!
ぜひお気に入りのフライパンを見つけて、なが〜く愛用してみてくださいね!
バッラリーニカッコ良すぎる…